コア学コラムバックナンバー集

コラム『憧れとコア』

2019年11月29日配信のコラム

今週のコラムテーマは『憧れとコア』です。

怒りという感情のほとんどは、”二次感情”と言われています。

憧れる人や憧れる生活など、誰にでもあると思うのですが、それとコアはどんな関係を持っているのでしょうか?

どのような思考やイメージ、想像や感覚さえもすべて元までたどると自分の本質につながっています。

憧れももちろん、私たちの本質から生まれているのです。

しかし、憧れがコアから生まれているからといって、必ずしもその憧れそのものが自分のコアそのものというわけではありません。

例えば私は、昔ある国のある街に住みたいと思っていました。何度もその街に行っています。

しかし、今でもその憧れはありますが、不思議と毎回その街に行く度に「住みたい」という気持ちが消えるのです。

そして、ちょっと日常が当たり前になるとまた出てくる「住みたい憧れ」・・・。

皆さんもこのような経験ないでしょうか?

憧れのままでいいものとか、憧れなんだけど近づくと憧れが消えて・・・

また少したつと憧れが出てくるような感じ。

実は、このような類の”憧れ”は、あるサインです。

その憧れが何を投影しているか?

どんな感覚を含んでいるか?

その憧れの世界観は何か?

そこを探っていくと、なんのサインかわかってきます。

私がその街に住みたかったのは、その街に”自由と自信と思い切りの良さ”の感覚を投影していたから。

その街にいると、自分が”自由で自信に溢れ思い切りの良さ”を発揮できると感じるからです。

でも、本当に必要なら何度も行っているのだから本気で移住するでしょう(しかし、する気配はありません。笑)

ということは、その街に対する憧れは、”自由で自信に溢れ思い切りの良さ”を、今あなたの中から出して!というサイン。

そして、投影しているこの”自由で自信に溢れ思い切りの良さ”

これも私のコアキーワードなんですね。

憧れはあるのだけど、憧れのままでいい(もしくは、実際に行ってみた会ってみたやってみたら、憧れの感覚がなくなった)ような

人、物、場所を探っていくのは、自分のコアとつながるとても良いきっかけになります。

また、すーっと消えるのだけどまたその憧れが復活したなら、それはサイン!あなたのコアを出して、思い出して、そして信じて!

そうやって”憧れ”を通して潜在意識が教えてくれます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

それでは良き週末を。

秦由佳