8月のコア学ゼミでは【未来からの記憶を呼び覚ます】というテーマを取り扱っているのですが、
過去の前提で未来を描いていることに気づかないまま、繰り返し繰り返し過去のパターンを引きずってしまうことがあります。
もし、願いが叶っていないなー
思ったように進んでないなー
理想はこんなはずじゃないんだけどなー
と思うような現実がある場合は、そこを勇気持って、ちょっと観察してみてください。
そこには、過去の経験によって作られた前提があります。
その前提は、自分を守ってくれる大切なプログラムとして、再び自分の意思で変えようとしない限り、潜在意識は忠実にずっと繰り返してくれます。
望まない現実を繰り返しているのではなく、望まない前提を繰り返しているんですね!
目の前の人が変わっても、環境が変わっても、職場が変わっても・・・
「あれ、なんか同じパターンを引きずっているな?」と思ったらチャンスなんです!
自分を責めたり、パターンを繰り返す自分が悪い、と思う必要は全くなし!
パターンが変わらないのは潜在意識の性質上、当たり前なので。
(だって、明日から急に利き手が変わったら、びっくりするでしょう?)
じゃあ、気付いた時はどうやって前提を変えましょう。
ここでわたしの事例を紹介しますね。
実は昔、仕事でいつも同じパターンを繰り返していました。
それに気付いただけでは前提は変わりませんでした。どうしたらいいかなー?と考えていたら、ハッと気付いたのです。
”未来の自分に前提を変えてもらえればいいか!”
潜在意識には過去も未来もありません。
過去とか未来とかいう”ラベル”があるだけなんです。
だから、頑張って前提を変えようとするのではなく、未来の自分に前提を変えてもらう・・・
別の表現をするなら
『前提がすでに変わった未来の自分に教えてもらう』
ということを繰り返せばいいか!と思ったのです。
そこからは繰り返すのみです。
”すでに前提が変わった未来の自分”に、教えてもらうよな意識で
「こういう時ならどうする?」
「こういう時ならどう反応する?」
「こういう時ならどうやって言う?」
すでに前提が変わった自分が未来にいると思ってみてくださいね。
ただ、一つだけ残念なお知らせがあります。
『言われたら、やりましょうね♪』
ハイ。前提が変わった自分からのアドバイスは、時に今の自分にとって勇気がいることだったりしますが・・・信頼することで、自分のコアとのつながりも強くなるのでした。
とても素敵な前提に変わった未来の自分とともに、良き週末をお過ごしくださいね。
ではまた来週。
秦由佳