2019年11月7日配信のコラム
おはようございます、秦です。
今週のコラムテーマは『大切にされていない感じがする時。』について。
身近な関係や家族、パートナーに対してなんとなく「大切にされていないなぁ」と感じることはありませんか。
こういうとき、コア学ではどう考えるか?今日はご紹介したいと思います。
誰かから大切にされていないなぁ、と感じる時、わたしは毎回この2点について振り返るようにしています。
・そもそも、このように扱ってほしい、と伝えているか?
・相手の「大切にする」とはどういった行為行動を通して現れるのか、知っているかどうか
まず、相手に対して自分の要望を伝えていないにも関わらず、”察してほしい”という気持ちを持っている限りうまく伝わりません。
もちろん、相手との関係によってはなかなかうまく伝えられないこともありますよね。
しかし、伝えるかどうか以前に
『そもそも自分はどういう扱いを受けたら大切に扱われていると感じるのか』
それがわかっていない場合が多いのです。
どういう風な関係がいいのか。
どういう風に関われたら大切にされていると感じるのか。
ここを知らないことには始まりません。
知ったら、まずは、自分自身をそのように扱うよう、日々の中で意識します。
自分で自分にしてあげていないことは、他社からもしてもらえない(してもらっても、してもらっていると気づけない)という法則があるからなのです。
自分の感覚や感情が”相手ありき”になり過ぎてしまうと、私たちは不自由を感じてしまいます。
まずは相手に伝えられるかどうかさておき、『自分はどういうときに大切に扱われていると感じるのか』自分自身の中ではっきりさせることがポイント!
それが分かったなら、勇気を持って伝えてみることも大きな前進となります。
大切に扱われていないという気持ちのことを伝えるのではなく、「わたしはこういう風にしてもらえるとやりやすい」だったりとか、「こういう風にしてもらえると動きやすい」だったりとか。
表現を変えてコミュニケーションを取ってみることで伝わりやすくなります。
どうしてもできないならば、自分は自分で伝えてもいないから、
相手が勝手にそうしてくれることを願っているのは、時間や精神的コストがかかることだと把握して
自分にとっていい距離を取るだとか、相手の行動を客観的に観察してみることをオススメします。
ここで2つ目の、チェックポイントが登場します。
・相手の「大切にする」とはどういった行為行動を通して現れるのか、知っているかどうか
自分にも自分なりの大切にする方法があるのと同じように、相手にも相手なりの方法があるのかもしれません。
それが自分好みでないこともあるでしょう。
でも、少し距離を置いて観察してみると、案外その人は自分のことを大切にしているのかも?と思えるカケラを見つけることができます。
もし、ここでどう考えても大切にされていないな!とはっきり断定できるならば、もういっそのこと距離を置いて
自分を大切にしてくれて、
かつ自分がポテンシャルを発揮できる場所に、
自ら動く
というアクションも重要です。
なかなか一筋縄ではいかないかもしれませんが、昔わたしはある人から長い間
仕事の面で都合の良いように使われていました。笑
数ヶ月観察してみた結果、どうしても自分のこと(時間や労力)を大切にしていないと感じましたし、その人が他の人に対してもそうだったことがわかったので
(自分もそれ以上、付き合いを続けられないと感じ)
もちろん先々のことを考えるとあのままの関係でいれば、仕事なども入ってきたかもしれませんが、関係を絶ちました。
ときにはこういった手放しのアクションも必要です。
わたしたちの本質はいつも、自分らしく振る舞える場所に導きたいと思っているものです。
その声をよく聞いて、自分らしく自分の力を発揮できるところに、ぜひ勇気を持って向かってみてくださいね。
それでは良き週末を。
秦由佳