2019年12月19日配信のコラム
今週のコラム、テーマは・・・『自分の心を自分でケアするために大切なこと』です。
皆さんは普段から自分の心をケアしている・・・と思いますか?
たとえば風邪を引いたら。ちょっと休んで自分を労わろうとしたり・・・。包丁で指を切ったなら、そこに絆創膏を貼る・・・といったケアは、
大人になっていくにつれ、してもらったり方法を学ぶ機会があったりで身につけていきます。
しかし、心のケアについてはないがしろにされがちというか・・・
『まだいける』
とつい思ってしまうものですね。
個人的に、『まだいける』と思っているときはもうほぼ、アウトだなって感じます。(特に心に関しては)
だから、普段からケアするように心の状態をチェックするのは大切なことだと思うのです。
本当はしんどくて辛いのに、『まだいける』と思ったら、ちょっとストップしてみてください。
そして、次のことを意識してみてほしいのです。
”溢れ出たものだけ他者にギブする、溢れ出るまでは自分自身にギブする”
わたしが心のケアをするときに、大切にしているポイントがこれ。
コップに注がれた水が湧いて出るまでは、とにかく自分自身に集中する。
溢れ出た分は惜しみなく他者にギブする。
いろんな心のケア方法がありますが、結局すべてこれに集約されるのではないでしょうか。
”心の元気が溢れ出るまで自分の心が満たされることに集中する、そこから溢れ出た分はどんどん他者にギブする”
自分自身が空虚な人間だと思いたくなくて、偽りのギブをしてしまう場合があります。
それはただ、他者という存在を”借りて”
自分の心を満たしているだけです。
ダメというわけではないけれど、自分の心が満たされえていないことを無視するために他者へ与えようとするのは・・・
回り回って、どこかで無理が生じます。
(その多くはまず、身体に出ます)
だから、自分の心を自分でケアするために大切なことは
”心の元気が溢れ出るまで自分の心が満たされることに集中する、
そこから溢れ出た分はどんどん他者にギブする”
こと。
わたしは忘れかけたときにいつも思い出しているのでした。
それでは良き週末を。
秦由佳