コアソリューションアカデミアの秦由佳です。
今日のコラム、テーマは「自分を整えるクリアリングのコア・メソッド」についてお届けします。
『コアって原体験のことですか?』と聞かれることがたまにあります。
コアは、記憶ではありません。
正確にいうと、体験したことをベースにした記憶の情報ではなく、クリアな状態になった時に潜在意識の深部から自分を通ってくるエネルギーです。
なので、コアの情報と記憶の情報には面白い違いがいくつもあります。
例えば、コアには否定の概念がありません。
コア(本質)の持つエネルギーの共通点は光である、ということなので、自分がコアを生きている時(コア・セルフでいる時)は、わたしたちは否定するようなものを見ることがありません。
でも、実際には否定してしまうようなことって、ありますよね。
そういう時は、自分の記憶を見ている、記憶を再現している、ということが言えます。
記憶は、自分の身を守るための情報をいくつか保管しています。
間違わないようにするため、とか傷つかないようにするため、残している記憶も多々あります。
しかし、そのうち記憶というのは必要なものとそうでないものが変わります。世代交代?のような感じでしょうか。
10歳の頃必要だった価値観(記憶)と、
40歳の時に必要な価値観(記憶)は違うものなんですね。
なので、その都度、リニューアルすることって大切なんですね。
否定してしまった時、否定された時、いずれにしろ、その自分そのものをさらに否定することは
1つの記憶だけではなく、2つ3つの記憶を同時再生することになり、これではとてもしんどいです。
だから、そういうことが浮かび上がってきた時はクリアリングをします。
(否定的な気持ちにならない時でも定期的にクリアリングします)
いくつかクリアリングのコア・メソッドがあるのですが、今日は簡単めなやつをご紹介しましょう。
『わたしに見せてくれてありがとう』
と言うことです。
これを言い続けてみます。
最初はちょっと変な感じがしたり、余計に感情がムクムクっと出てきたりすることもありますし、思考が自分を守ろうとして攻撃体制に入ることもあります。
そう言う気持ちや思考の声も受け入れながら・・・
『わたしに見せてくれてありがとう』
と言い続けいると、一体何を自分は今再生しているのか?
ふっと気づく瞬間がやってきます。
「あ、自分はこういう思い込みを再生しているんだ」とか
「あ、自分は今こういう投影をしているんだ」とか
自分の再生されている記憶の体験そのものは思い出せなくても、一体どんな”もう必要なくなった価値観”をみているのか?
『わたしに見せてくれてありがとう』または
『わたしに教えてくれてありがとう』と言い続けていると
出てきやすいんですね。
逆に、
『何をみているのだろう?』とか
『どんな記憶を再生しているの?どんな思い込み?』
と質問するような感じだと、結構ぐるぐるします。
それよりも、シンプルに、何が何だかよくわからないままでもいいので
『わたしに見せてくれてありがとう』と言っていると
潜在意識が”あ、受け入れたんだ”と錯覚して(笑)
今の自分にもう必要のない思い込みを手放してくれます。
夜寝る前に、イラっとしたことを思い出した時は必ずやってから寝ます(笑)
割と簡単でしょう?
よければやってみてくださいね。
では、良き週末を!
CSA@秦由佳
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